恐い痔核出血
「トイレの時の出血、少ないから大丈夫だろう。」
この出血が慢性になると貧血になることがしばしばあります。
少しずつの出血なので体が慣れてしまい、受診時の血液量が正常の半分以下ということがあります。
先日、1週間で血液量が半分になってしまった痔核出血を経験しました。
排便時に出血があるとのことで当院を受診され、2週間後にALTA療法の予約をとりました。
1週間後に息切れがするとのことで再診され、血液量が初診時の半分になっていました。
緊急でALTA療法を行い、出血はなくなり、輸血を回避できました。
1週間で血液量が半分になってしまう生命にかかわる痔核出血もあるんです。
本当に恐いですね。
マイクリニックでは出血が大量とか、痔核が戻らないなどの症状があれば緊急で対応します。
しかしそうなる前に受診していただけると助かります。
- 2017.06.03 Saturday
- お尻について
- 19:20
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by 院長